さて、前回の「お宅何屋さん？」からの続きで12月の仕事トピック紹介です。

年末も押し迫った12月の最終週、箱根駅伝を数日後に控えた箱根の山々は晴天の中澄んだ空気に包まれていました。

そんな箱根の峠にほど近い富士山を望む絶景の地で高級別荘の新築現場にてデコスドライ（セルロースファイバー断熱）の施工に励んで参りました。

134号線の海岸線をひたすら西へ、西湘バイパスから箱根新道、七曲がりを得て箱根峠へ・・・

箱根の山道の凍結を心配しましたが、日頃の行いか幸い施工期間中は凍結することもなく

天気にも恵まれたため事なきを得ました。

とはいえデコスのトラックはただでさえ非力なのに重い材料を満載し、

エンジンを唸らせながら（音だけ立派）なんとかかんとか山を登りきったのでした。

富士山の絶景を拝んだ事でモチベーションも上がり、いざ作業！

現場はと言うとさすがは高級別荘地の住まいで、とてもおしゃれで尚且つ性能的にもとてもよく

考えられた邸宅でした。断熱仕様は屋根（一部天井）と壁にセルロースファイバー、

＋付加断熱でパネル系断熱材、防湿気密用にアルミ蒸着製シート施工という重厚ぶりでした。

北海道でも通用するレベルとのことでしたが、確かに箱根の頂上付近であれば

雪の降ることもあるでしょうし、海からの吹き上がりの風も身に染みますから

断熱性能は良いに越したことはありません。

そうして、おおよそ2.5日程かけて無事作業は完了しました。

富士山・伊豆半島・駿河湾・・・　絶景の数々は名残惜しかったですが

一抹のさみしさと一年の仕事納めの充実感を胸に山を下り帰路についたのでした。

戻ってからはスタッフでささやかな打ち上げを行ない年内の仕事を納めたのでした・・・